▼ロイくんとフォンくん

「よぉ、フォン！」
「なして居るんですか先輩…」

まるで眩しい笑顔で俺に話しかけたのは、昔より幾分明るくなった笑みを見せる俺の元先輩でした。
嫌な気配しかしない俺はゆっくり微笑んで「おっと、次の授業が」だなんて呟けば「お前、どうせ逆転時計持ってるだろ？ほらこいよ」と一言。まじ勘弁してください。この間あなたの弟のレイにあげたから逆転時計はもう手元にないんですよ。

「この間ブラン先輩と何があったか詳しく聞こうじゃないか」

もうこれは俺一人死亡フラグですね。
嗚呼、最後に一発、悪戯していった馬鹿弟をなぐっときゃよかった！


▼畝那とロイくん
「なぁ、俺男の子だよねー」
「…ああ、畝那は男の子だよ？」
「最近、生徒に『畝那さんは女性ですよね…？』みたいなことをよく聞かれるんだ。なにこれつらい」
「…ほ、ほら。チョコレートあげるから元気出せよ？」
「 うん、心なしか返答遅いとことか、そんな傷ついてないよ…ぐすん！」



▼ブランダー先生とミツキ
最初は見間違えかな、と思ってもう一度見てみれば、そこに居たのはカームと付き合っているミツキだった。
ミツキはもとから困ったような眉をもっと下がらせ辺りをキョロキョロと見回すと青ざめた表情でまた時計を見つめた

「ミツキ？」
「わ、私、道になんてっ、迷ってませ、ん！」

そう泣きそうな表情で振り返って言い切ると、ミツキは俺の顔を見た瞬間に涙腺を崩壊させた。

「うわぁんっ、せ、先生ぇ」
「ほ、ほら泣くな！大丈夫だから！」


(どうしよう、俺も迷ったとか言えなくなった)



▼空豆とレイくん

「スカイ先輩、ガトーショコラ作ったんですが…」
「…ありがとう、後でもらうよ」

「あの、授業でここが解らなくって」
「ん…、これつかったらいい。」

「……レイ、」
「は、はいっ」
「これフォンに渡しといて」
「(まさかのエロ本だと…？！)」



▼空豆と次クン
「空豆、なに食べてんの」
「…おや、ツグじゃないか。」
「暇？」
「眠い」
「構って」
「ダリアがいるだろ」
「甘いものを持ってるのはお前だろう。そっちがいい」
「……あっそ」


▼ 畝那と雲母
「やから、言うたやん」
「だって！小生は～！」
「ホンマ、雲母は意地っ張りやねぇ。素直になりぃや。月はきっと寂しがってるだけやて」
「っ～～!!せ、畝那の意地悪！」
「そう言わんでな？傷つくわぁ」
「ご、ごめん…」
「ほら、あやまっといで？せやないと雲母とはお茶したらへん」
ガダァン！
「な、仲直りしてくる!!」
「はいはい」
(オール日本語会話)

▼畝那とオズ先生
「おーひまでーすかぁあ」
「見てわかってくれたらとっても嬉しいよセナ」
「暇ですね、今俺が決めましたツインテオズ先生。」


▼リンファとロウファ
「リア充コンフリンゴ！」
パイを顔面にパァァアン